【貸し農園】強風と畑の関係。収穫したネギの思い出話。

貸し農園

かなりの強風の中、畑に入りました。

カゴが飛ばされたり、防寒シートが激しく揺らいでいます。

4月から新しい種を植えていく計画もあるため、3月中にネギをどんどん抜いていきます。

ネギは生育中、手塩をかけて作業をこなしたからか愛着がある作物です。時には失敗したりと、いろいろ思い起こされました。

強風の中、畑へ

この日はかなりの強風でした。

立ってると背中を押されるくらいで机の上に空のカゴを置いたら吹き飛ばされました。

風が畑に与える影響

やはり作物へダイレクトに影響を与える点がよく問題に挙げられますよね。

自然の摂理とはいえ、せっかく育てた苗や株が倒されるのはできる限りさけたいところ。

昨年暴風雨があった際に、自分の畑はそれほど被害はありませんでしたが、隣の畑のとうもろこしが傾いたり、倒れていました。

その後、傾きを直すなど人の手も借りたでしょうがしっかりと育っていくの見て、その力強さに感心させられたのを覚えています。

風そのものは必要

強風だとわるいところに目が行きがちですが、植物にとって風はなくてはならない存在です。

植物の光合成を助けてくれたり、ほかにも体温調整、水分の調整を促す作用があります。

加えて、風通しを良くすることによって湿気や温度の上がりすぎを防ぎ、カビや虫の過剰な発生を抑制してくれます。

自然界は絶妙なバランスで成り立っているもの。

ときにはあきらめる、自然に任せる、おまかせするという心構えも必要かも。

過剰にコントロールしようとはせずに、上手に折り合いをつけていきたいですね。

今月中にはネギを食べ切る

3月中には食べ切った方が良い頃合いなので、来るたびに5,6本取っています。

ネギは消費が容易にできるので、この調子で取っていけば今月中には全部おいしくいただけるでしょう。

ネギは成長する過程で何回か土寄せをする必要があります。

土に被さってるところが軟白部分となるので、成長に合わせて土を寄せるというわけです。

実際にやってみると、土を要領よく寄せることができずに、他から土を運んで子どもが砂場で山を作るように、ネギの根本にペタペタ土を盛ってました。

一個一個丁寧に根本に土を重ねていく作業は手間がかかりますが不思議と楽しい時間でした。

初めてのネギ植えなので、失敗もあります。

ネギには草が分岐するところ(分けつ部)があって、そこには土を被せてはいけない、というのはだいぶ後になって知りました。

知らずに土を被せたせいで、成長具合がかなり遅れてしまったようです。

これから収穫していくネギの一団を見ながらそんなことを思い出していました。

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