【貸し農園】畑作業を通じて実感した気持ちの切り替え方

畑作業

今年の夏野菜は育つ野菜、育たない野菜が明暗はっきりとわかれた様子でした。

育った野菜は、きゅうり、なす、トマト、スイカ。

育たなかった野菜は、かぼちゃ、ピーマン、万願寺とうがらし。

去年は盛況のかぼちゃが今年は不作の結果に終わりました。

その事実に頭を悩ませていましたが、畑作業を通じて気持ちの切り替えに成功し、悩みなどほかにも使えそうだと実感しました。

夏の一番成績はきゅうり

今年の夏、成果が多かった野菜の筆頭はきゅうりでした。

今年のきびしい気温が続く中、まるで暑さを味方につけているかのようにどんどん実がなり、日をあけると収穫が追いつかなくなる時もあるほど。

うだるほどの暑さの中、畑に通う理由の一つがきゅうりを収穫するためでした。

それでも収穫が遅れた、大きくなりすぎたジャンボきゅうりを取りながら、酢漬けにしたりサラダにしたりと今年も慈養の糧となり、味もおいしかったです。

ほかの成績の良い野菜

ナス、トマト、スイカも成果は上々でした。スイカのみ、昨年とくらべて抑えめでしたが一つの苗から2個ほど採れたので充分でしょう。

ナス、トマト、スイカ、それぞれ暑い日の中食卓によく並び、栄養補給や身体を冷やすなど、十分に役立ってくれました。

ピーマンが育たない

今年はわりと初期段階からピーマンの育ちがよくなかったです。

土の栄養的な問題なのか、ピーマン自身の問題なのか。

まだまだ畑に通って2年ほどのひよっこには原因がなにかはよくわかりません。

書物やネットで調べたり、実体験を積み重ねてすこしずつでも研鑽していきたいですね。

去年は盛況のかぼちゃの不作

今年の夏、特に印象に残ったのはかぼちゃの不作です。

つるは成長してくれたのですが、それ以上実がなることがなく、時期を終えると初期に成った一つの果実を残してみんな枯れてしまいました。

昨年は、かぼちゃが特に盛況で、たくさん採れた記憶があるため今回の不作はすこし衝撃的です。

さきほどのピーマンと一緒で原因はわかりません。

人間の性なのか、よく採れた昨年の記憶をいつまでも反芻し、その落差で勝手に落ち込んだりしています。

「去年はよく採れたのになー」枯れたかぼちゃを前にそんな考えばかりが浮かび、なかなか次に移れませんでした。

目の前にもうかぼちゃはいない

いつまでもそんなことばかりいってられないので次の畑の準備をします。

9月にだいこんを植える予定ですので、母と協力して土の準備に取り掛かりました。

枯れたかぼちゃのつるをぜんぶ抜き取り、雑草を抜いてきれいに整地していきます。

作業がひと段落し、きれいな畝を眺めてると、「ああ、もう次はだいこんを植える土なんだな」とさきほどのモヤモヤがなくなり、もう気持ちは次へ移っていることにふと気づきました。

目の前にかぼちゃはもうありません。あるのはだいこんを植える整った畝です。

それを見ながら非常に心地よい気分に満たされていました。

畑や自然は今を生きてる

畑に触れていると諸侯無常を実感できるようになると誰かが言っていました。

それに近い感覚なのかもしれません。

いつまでも「去年はよかった」と記憶にばかり目が向くのは人間の頭の中だけです。

目の前の畑、自然たちは豊作不作なんか気にも止めず、常に今を生きてるような、なんだかそんな気がしました。

私生活での応用

唐突に思い出したのは、失恋した女性が専門家に相談する話です。

相談者はどうしても次に移れないと言います。アドバイザーが話を聞くと部屋には元カレの私物が残っています。

それらをすべて捨てる、もしくは目の届かないところへ収納した後、部屋を模様替えするよう助言しました。

結果、相談者は気持ちの切り替えに成功し、次に進むことが出来ました。

なにか切り替えをしたいときに、これらの話はつかえるかもしれませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました