だいぶ暑さが落ち着いてきました。
徐々に畑の夏野菜の役目が終えつつあります。
今年の夏の野菜を振り返るとかぼちゃがたいへん興味深かったです。
ある一つのかぼちゃの苗が育ち、畑の端から端まで伸びて、10個以上採れるほど豊作でした。
ほかの畝に植えたかぼちゃ達の実りはない中、どういうわけかひとつの苗だけが元気に育ったのです。
いくつか要因を挙げられますが、明確な理由はわかりません。
あまりに元気に伸びていくのでそのまま様子を見た結果、無農薬、肥料なしでたくさんの実を作ってくれました。
余ったかぼちゃを端に植える
5月に届いた苗の中で、かぼちゃの苗は7個です。
かぼちゃを植える際、隣とのスペースは余裕を持って確保します。
かぼちゃの場所と定めた2列の畝に、合計6個の苗を植えました。
1個の余った苗をどうしようかと思案した末、畑の端に植えることにしました。
この苗がのちのち大きく成長することになります。
途中から明確な差が生まれる
ツルが伸び始めるまでは、かぼちゃの苗たちに大きな違いはありません。
明確な違いを感じたのはツルが伸び始めたときです。
6個の苗は少しずつ緩やかに伸びていくのに対して、端に植えた苗は2倍ほどのスピードで育ちました。
ツル自体も心なしか太い。葉っぱも色やかたちがしっかりしてるというか、明らかに見た目が元気そうな印象を受けました。
台風の影響
ある時期から天候の影響でしょうか、6個の方は成長が止まってしまいました。
元気な方のかぼちゃも、大きな実を一つ作ると成長が止まったように見えます。ただ非常に緩やかですがツルは伸びていました。
それからまもなく大きな台風が到来。暴風やはげしい雨で畑は荒らされました。
過ぎ去ったあと畑を確認すると、各所で柵が倒れたりと台風の爪跡が見受けられました。
それからほどなくきゅうりやスイカの収穫が止まります。6個植えたかぼちゃも残念ですが枯れてしまいました。
ナスやいくつかの野菜は大きなダメージはないことを確認。端に植えたかぼちゃも特に問題はなさそうで安心したのを覚えています。
畑を横断するかぼちゃ
気づけば一つだけになったかぼちゃですが、その後の成長は凄まじかったです。
植えた当初は、隣の畝までがツルの伸びる範囲だろうと予測していましたが、畑を横断するほどの長さになりました。
畑は8mあります。端から端までツルが伸びて、折り返してもなお成長しました。
ほかの野菜たちの畝にツルがはっていますが、絶妙に邪魔にならないところを通っています。
地味にすごいというか不思議です。
元気の源は何なのでしょうか?
肥料など特にあげていないのでナゾです。
このかぼちゃはほとんど人の手を加えていません。
さすがに自分の畑を超えるところまで行ったツルは折り返しましたが、あとは放置です。
ほったらかしで育つ中、実もたくさん収穫できました。大きなもので6,7個。小ぶりなものを4,5個ほどでしょうか。
無農薬、肥料なし。収穫後2週間ほど保管して追熟し、大事にいただきました。
どうしてこれほど育ったのか?
一つの苗だけなぜこれほど元気に育ったのか。推測の域を出ませんがいくつか思い当たる点を挙げます。
雑草置き場にしていた
端にかぼちゃを植えたところは、昨年から雑草置き場にしていたところです。
以前YouTubeで、雑草など大量に置いといたところに野菜を植えたところ、ものすごく成長した動画を見ました。
今回の自分のケースと似ています。
真偽は不明ですが、雑草を置いて土壌をよくする話も聞くので、それが良い効果を生んだのかもしれません。
土を休ませていた
雑草置き場にしていたので前年から特に野菜は植えていませんでした。
なので土が休んでいた、栄養が溜まっていたという可能性があります。
ただ、土は休ませたほうが良いと聞く一方、休ませなくても元気に育つという話もあります。
畑は本当に奥が深いです。人によって体験していること、信じていることが異なり、意見が違うこともしばしば。
だからおもしろいんですよね。
今回のことは自分の糧となる貴重な経験となりました。
友人の庭に植えたかぼちゃの話
今年はかぼちゃと縁があるのか、知り合いの庭で大量にかぼちゃが育ったという話を耳にしました。
実際に自宅へ伺い、見せてもらうことに。
庭の土のスペースは5m × 5m ほど。そこにかぼちゃのツルや葉っぱが全体を占有していました。
注意深く見ると小さいですが20個ほど、かぼちゃの実が確認できます。
小ぶりですが、数の多さにびっくりです。
本人に聞くと、たまに野菜くずを庭に埋めるらしく、そのときにまぎれたかぼちゃの種がここまで育ったみたいです。
この方も特に肥料などやっていないとのこと。
初心者でもできるわけ
「土さんにはもとから野菜を育てる力があるんですよ」
YouTubeでよく視聴する、自然栽培歴20年の今橋さんの言葉がよぎりました。
畑で野菜を育てて3年。ときには途中で作物が枯れてしまい、むずかしいと感じる瞬間はあります。
その一方で、不思議と手がかからず簡単に育ってくれるときがあります。
今回のかぼちゃさんのように。
畑を始めたての頃、やってみると意外とできるものなんだという実感がありました。
初心者でもうまくいったのは、そもそも育つ力がある土さんや野菜たちのおかげなのかもしれません。
とはいっても、畝作りやマルチなど、より育ちやすくなるサポートはできるはず。
これからも畑とじょうずに付き合っていきたいです。
収穫したかぼちゃを使用した料理
ポタージュスープ
かぼちゃを贅沢にたっぷり使用した、濃厚でなめらかなポタージュ。ほどよくとろみのある仕上がりで、かぼちゃの自然な甘みとコクをしっかりと味わえました。
煮びたし
ほくほくとした食感で、かぼちゃの甘みもしっかり感じられました。ナスやピーマン、マンガントウガラシなど他の収穫物も一緒に料理。
だし醤油で漬けたやさしい味わいでご飯何杯もいけました。
天ぷら
衣は国産小麦粉と米粉を混ぜるのがこだわり。油が圧縮一番しぼりなのも外せない点。
サクッとした食感に、かぼちゃの自然な甘みを堪能。素材の味を楽しむことができました。
まとめ
今年の夏野菜の思い出として、かぼちゃの豊作について綴りました。
貸し農園で野菜を育てて3年。飽きることがなく発見の連続です。
夏野菜の収穫を終え、これから冬野菜の準備に入ります。
次はどんな発見や経験があるのか。
楽しみながらのんびりと準備を進めていこうと思います。

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